食べ物由来の地名は
2018 / 02 / 09 ( Fri ) Q)食べ物由来の地名はどれ?
1)嬬恋村 (群馬県) 2)恋ヶ窪 (国分寺市) 3)母恋 (室蘭市) ◆日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が天皇の命により東国平定に出かけた時のこと。 古事記によれば、三浦半島沖で船団は大嵐に遭遇したのね。 ◆妻の弟橘姫(オトタチバナヒメ)は決心しました。愛する夫の為ならばこの命捧げます。 海神(ワタツミ)の怒りを鎮めるために、荒海に身を投げ嵐を収めたんですと、おぉ!。 ◆彼は帰国の途中、鳥居峠に立ち「あぁ吾が妻よ、恋しいよう」と嘆いたそうな。 世界最初の愛妻宣言がこれ。そして吾妻郡(あがつまぐん)の由来なんよ。 ◆吾妻郡嬬恋村の地名には、こんな素敵ないわれがあったのね。 「愛妻の丘」で“愛してるよ~”と叫ぶイベントも有名。愛妻神社もあるでよ。 ◆「恋ヶ窪」は中央沿線の国分寺市にありまんねん。 窪と言うからにはくぼ地だべ、それに好感度高い「恋」がなして付く? ◆かっては一面の雑木林と畑ばっか。だから肥溜め(こえだめ)も仰山あった。 え?肥溜めを知らないの。そうかぁ、今はたいてい水洗式だもんね。 ◆時が移り、やがて宅地開発の波が。それにしても「肥ケ窪」じゃなぁ。 「恋ケ窪」に変えればいいんでねか。頭いい人のお陰でたちまち人気の高級住宅地に。 ◆母恋をハハコイと読む人が多いんでないでしょうか。 実はどっこい、“ぼこい”と読むの。室蘭市の地区名ですが。 ◆昔現地では「ポクセィ・オ・イ」(ホッキ貝の多いところ)だったらしい。 それがなまって「ポコイ」に、当て字で「母恋」にしたんだと。 ◆母恋駅の入場券は、母の日のプレゼントとして大人気なんどすえ。 18× 7.5cmのジャンボサイズ、限定販売だから貰える母は二千人だけ。 ◆当然名物は北寄貝の駅弁「母恋めし」、ホッキご飯のおにぎり、おいしいよ。 三つの恋の物語、いかがでしたか。食べ物由来の恋の地名は「母恋」だったんよ。 ※「母恋めし」をご覧になりたい方はこちらから スポンサーサイト
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