●京銘菓「唐衣(からごろも)」は、或る人の為にレシピが 変えられたことがある。 その人とは?
2010 / 05 / 26 ( Wed )
かきつばたこれかきつばたと思うんやけど・・・自信ない



◆京菓子「唐衣」は、江戸時代から伝わる銘菓。小豆あんをういろうで巻いたもの。
かきつばたの花をイメージしたそうですが、それを何故「からごろも」と?

◆唐衣とは、平安時代、宮中の貴婦人がまとった、あでやかな礼服のこと。
「唐衣 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」(在原業平)

◆この歌からとった名前と言うのに、どこにもかきつばたは出てこないじゃん。
京菓子はその名前から、いわれを悟るのが、通人(つうじん)なんですと。

◆歌の区切りの頭文字をつなげてみなはれ。 か、き、つ、・・・
あいやぁ、そうだったのか。 千里にはぜんぜん、通じんかったですら。

◆京都は桂離宮(りきゅう)で、千利休(りきゅう)の流れを汲む家元が、茶席の
お菓子に、この「唐衣」を選んだの。 外国からのさるお方を、もてなすために。

◆でもね、外国の方にはカスタードならともかく、小豆あんではお口に合いません。
そこで玉子あん入りの、特製唐衣を用意したんですと。これがおもてなしの心だべ!

◆さるお方とは、あのエリザベス女王様だった。 御年四十九歳、人生真っ盛り!
折りしも離宮では、かきつばたの花、真っ盛り! 一九七五年五月のこと。 
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